
暑さも少し和らいできて若干過ごしやすくなってきましたね。
台風シーズンにさしかかり、仕事で船を扱っている関係で日程調整の嵐です。
物流というものを考えさせられますね。
お盆の話になりますが義母が資産形成に興味があるということで株式投資をオススメしました。
なぜ株式投資なのか
有名なあのグラフを見せました。

株をやるしかないでしょと!
アメリカ版日経平均のS&P500指数の平均リターンが平均7%ぐらいなんや!という説明をしました。
世界最強の株式指数でもこれぐらい、投資の天才のウォーレン・バフェットが20%ぐらいのリターンなのでそれ以上のもうけ話は詐欺なので断るようにというのも伝えました。
ただしリーマンショックやコロナショックでは投資額が半値になる可能性も伝えています。
でもそのタイミングで売ってしまわずに辛抱強く買い続けたら、株価はいつか戻るということと、安値で買えるから買い付け単価が下がって株価が戻った時にさらに利益を増やせるというのも話しています。
資産形成と支出の見直しは両輪
冒頭で義母に世界最強指数のS&P500でも年間7%ぐらい、ということは100万円投資したって7万円しか儲からないということ。
それなら月に1万円支出を減らせばそれだけで12万円浮くということ。
投資で得るお金も支出の見直しで得るお金も同じなんだよな。
特に積み立て投資は初めの方に投資額が少ないこともありなかなか増えていかないので、支出を見直すだけで大きなリターンになります。
携帯電話は大手キャリアから楽天モバイルに変えることを勧めて、あとは保険の見直し、衝動買いの見直しやキャッシュレス決済の導入など、できそうなところを検討してもらいました。
支出の見直しで浮いたお金を投資に回せば将来のリターンも大きくなるしね。
ただ節約という言葉は使いませんでした。
あと5年かそこらで定年でもうじき子育ても終えるタイミングでいろいろ切り詰める生活をしても人生に彩りがないからです。
やっぱりお金は使ってなんぼですからね。現金は三途の川渡れんからな。
老後破産は避けないとだけど死ぬときに金持ちになってもしゃーない。
自分の寿命が分かればいいのに…死神の目を交換するしかないのか。

何を買うのか
結論としては eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を勧めました。
義母は投資にそこまで興味がない普通の人。
見下しているとかではなくて毎日、証券口座を覗いて株価をチェックしたり投資ニュースを見たりするような投資界隈の人とは違うということ。我々は毎日増える残高を見てニンマリする変態なのだ。
全世界に投資してくれて買ってにリバランスしてくれる優れものです。
事前に作ってもらっていた楽天証券の口座と楽天カードで上限の5万円/月を買い付ける設定をしました。
いまのところアメリカ株が最強でとんでもないリターンを出しているけど将来はどうなるか分からない。
2000年代はBRICsが良かったし30年前、時価総額最強の企業群だったのは日本です。
全世界なら取りこぼすことなく世界経済の成長を取り込んでいけますからね。
しかも楽天証券&カードなら1%の(単利ですが)リターンが約束されてます。
改悪されませんように。
普段は証券口座のことは忘れて10年、20年後に必要になったら現金化してくださいということで投資のススメは終わりました。
次は自分の実家だな~。
僕投資で160万円も損してるんですけどね。

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コメント
義理のお母さまが何歳なのかわかりませんが、こんなにスッと投資をされるのは珍しいなと感じました。とても聡明な方なんでしょうね。
私は妻の知人(40代女性)から相談されてかなり説明しましたが2年間動きなしです(笑) やっぱりやらない人はいつまでもやらないんだと思いました。
コメントありがとうございます。
義母は50代半ばですが退職後のことを考えると不安になったとのことでした。
証券口座やNISA口座など作るのに苦労されたようですが、早く動き出してもらい嬉しく思いました!
一歩動けるかどうかに大きな壁がありますね。