お疲れ様です。つなかんです。(@draquetuna)
「マネーの公理」という本を読んでいます。

投機で稼ぐための考え方が紹介されています。
本書では一般的な投資のニュアンスも投機と表現されています。
そんな本書に面白いことが書いていました。
分散投資の誘惑に負けないこと。

インデックス投資全否定やん
卵を一つの籠に盛るなという有名な投資格言があるほどに分散投資をしたほうが良いというのが現代の投資の定石です。
お金を減らさないこと、つまり安全性が重要だと考えられているからです。
ウォーレン・バフェットの名言の一つにこういった言葉があります。
「ルールその1: 絶対に損をするな。 ルールその2: 絶対にルール1を忘れるな。」
インデックスファンドが重宝されている現代では分散が超重要と考えられています。
ただ本書では分散投資では富を増やせないとしています。
いつも意味のある勝負に出ることという考え方のもとで分散投資は利益と損失が互いに相殺しあう状況を作ると説いています。
また多くの銘柄に投資するとより多くの時間と勉強が必要になると。
少数の投機だけ行いもし下落すれば防衛しろ。
それが富を増やすための方法だと。
確かに富を増やすためには分散させるより集中投資するべきだと思います。
例えば今を時めく時価総額2位のマイクロソフトは1986年から2020年の間で株価だけだと1860倍になっています。
1986年3月31日の株価が0.096ドル
2020年4月18日の株価が178.6ドル


仮に1986年に買ってたとしてもここまでホールドできる気がしないwww
これがS&P500だと同じく34年で12倍になります。
1986年3月31日の株価が238.9ドル
2020年4月18日の株価が2874.56ドル


12倍でもすごいけどね。日経平均さんも見習ってほしい。
これがダウジョーンズ銘柄にも採用されていた名門ゼネラル・エレクトリックだと約2.1倍です。
1986年3月14日の株価が3.26
2020年4月18日の株価が6.84ドル

うまいこと銘柄が選べるなら自分の富を集中させて投資するほうが圧倒的に効率が良いですね。
ただそんなにうまくはいかないものでGEのような銘柄を掴んでしまう可能性もあるのです。
マネーの公理の教えの元の考え方ができたのが1950年代だと思われますが当時にインデックス投資なんてものはなかったですからね。
サラリーマンが火傷せずに資産を増幅させるにはインデックス投資が良いのではないでしょうか。
すぐに大金持ちになるには個別株で一発当てるしかないですけど。
ゆっくり確実にお金持ちになるなら将来の資本主義社会の繁栄を祈ってインデックス投資して気絶しておくのが一番だと思っています。
私はお金を一気に増やそうとして信用取引で自分の資産の3割を溶かしてますからね、、、
バフェットにならって損しない投資をしていこうと肝に銘じました。
次は「敗者のゲーム」を読んでインデックス投資に対する考え方を鍛えようと思います。
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